行事報告(一般向け)

第35回 教化フォーラム 報告

第35回 教化フォーラム 報告

テーマ
『教育について考える』 その4 ~こころの教育~

講師
少年犯罪被害当事者の会  代表  武 るり子 氏

「少年犯罪で息子を奪われた母の想い」

 平成9年12月、同じ立場の被害者遺族とともに「少年犯罪被害当事者の会」を結成し、事件の真相を知るための手段として民事裁判の提訴や、政府に対して少年法改正を求める要望書の提出など、犯罪被害者の現状改善に向けた活動を展開。少年犯罪の被害者の遺族たちが思いをつづった手記集「話を聞いてください」を出版(サンマーク出版)。また、平成14年3月19日大阪地裁での損害賠償を求めた起訴で勝訴。4月23日には、少年犯罪被害者の勝訴費用を援助するための「孝和基金」を設立。平成15年度大阪府草の根人権活動奨励賞を受賞。少年法の改正作業の際、衆議院法務委員会・参議院法務委員会で参考人として意見を述べたこともある。
 当日は遺族としての悲しい気持や少年による犯罪の抑止に向けて、さらに活動をしていきたいと、貴重なお話をうかがった。

開催日時
平成21年5月21日(木) 午後2時30分~午後4時30分

会場
メルパルク仙台(郵便貯金会館) 5階「宮城野」
仙台市宮城野区榴岡5-6-51 TEL.022-292-8111

参加者
38名


最終更新日 2009.05.29 14:25